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最新展覧会情報
平成8年(1996年)4月11日より30日の予定で昭和の文人画家 加島祥造先生(英米文学者でタオイスト)と
大平和正さんとの二人展を開催致しました。
そのオープン前日準備中にアップル創設者スティーブ・ジョブズが来店され、大平先生の作品が気に入り
3点買ってくれました。
この出来事が縁で近年NHKワールドや芸術新潮等から取材がありまして国内外より反響があり、
大平先生の作品展を企画しましたところ、先生旧知の前衛書家 白井千里さんとの二人展を
開催する事になりました。
大平先生の水や風をテーマにした器というかオブジェ作品と、白井さんの~コスモス・小宇宙~を
テーマとした書というか絵画のような作品が正觀堂の空間でどの様なコラボを醸し出してくれるのか、
お二人の作品たちの出会いが楽しみです。
正観堂主人敬白
作家紹介
◆大平和正 Ohira Kazumasa
陶
1943 年東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻家卒業後、造園設計を手がける。
その一方で、環境を意識した石、金属などによる彫刻を制作。
1974年、制作の場を求めて移住した伊賀で初めて土と出会い、陶による制作も始め
創作の領域を広げる。欧米の造形概念とは異なる、日本の風土に根差した環境造化という視点で
陶、水、金属、石、作庭などによる幅広い彫刻活動を展開。
<大地=土、からカタチを立ち上げる>という理念のもと、造形と場、時間、命等、
その関係の一体性から立ち現れる彫刻体としての、独自の環境造化(気の生まれる時空間)
「風還」を創出する。
◆臼井千里 Usui Chisato
書
1950年岐阜県大垣市生まれ。加藤大碩氏(日展審査員)に師事(近代詩文書創始者金子鷗亭)。
文字性を超えの濃淡や余白を生かし心の中になる|小宙」を表現し|絵画のような書」と評され、
ニューヨーク、パリ等国内外30ヶ国で個展を開催。EXPO ARTEC 2003、日仏芸術大金章受賞、
岐阜県芸術文化顕彰受賞等。
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KAZUMASA OHIRA × CHISATO USUI
―WIND,WATER and COSMOS-
7-17 Dec.2024
大平和正×臼井千里 -風と水とCOSMOS-
2024年12月7日(土)から12月17日(火)まで
開館時間:11:00~18:00
会場:ギャルリー正観堂
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