美術工芸 ギャルリー正觀堂

企画画廊<絵画・陶芸・工芸・現代美術>

075-533-4110

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法人向けコンサルティング

美術品資産活用コンサルタント

会社の総務部で備品扱いになっていたり、役員付けの管理品で整理されないまま集められている美術品を、一度きっちり整理して社内や支店、保養所に飾って活用する提案をいたします。

これまでは、美術品の適正な査定評価の下で、売買や市場への仲介を果たして参りましたが、
処分してしまうのではなく、価値のある作品は引き続き所有して、
美術品の感性を社内に活かし次の世代へ継承していくことこそが必要な時代になって参りました。

額・掛軸の扱い方や、照明・飾り方など鑑賞のツボを少し工夫することで
会議室や応接室の無機質な空間が劇的に生まれ変わり、
新たにお金をかけなくても有意義な効果をもたらします。
先人たちが残した作品への思いや信念は、飾ることで現代の世代にも受け継がれて行きます。
ここでは、せっかく残された美術品をプロの眼で整理し
社内で活かす工夫と技をご紹介します。

また、2016年の税制改革により、美術品の減価償却も優遇されるようになりました。
アートが持つ力に企業様の関心がますます高まっている中で、
お役に立つアドバイスを親身にご相談に応じます。
京都に創業して30余年。
美術商を営んで参りました信頼と実績でお役に立つ情報をご提供致します。

美術品は売らずに飾りましょう!

いま、なぜ社内に絵を飾る企業が増えてきているのでしょうか。
すべてのものがデジタル化され効率化が求められる現代社会において、
美術の持つ〝感性″に、企業が注目しているからです。
ビジネスの最前線では、目標が常に数値化され、論理性と情報分析が
求められる時代の中、急激な社会の変化に対応できる柔軟な発想力や
インスピレーションを高めるため、アートを通じて
「美意識を養う」ことが一層必要なものになると言われています。

オフィスでは、社員同士の会話はメールやLINEで済ます日常。企画書や文章はコピーと貼り付けで複製が容易 になっています。
そのような毎日の中で、アートを通じて見る力を養い、見て感じて言葉にする発想力を鍛え、社員の感性を養うことで企業が
変わるという考え方です。
美術品は単に個人のコレクションや美術館で鑑賞する趣向性ばかりが役割ではなく、アートを媒介に地域を活性化させようとする
取り組みや市民参加型のプロジェクトが重視されているように、多くの人の心を動かし、それぞれの価値観を投影して次の行動を
促す原動力になり得るのです。

殺風景な部屋に色鮮やかな花や観葉植物を置くだけで、明るくにぎやかな気分になり、部屋の印象ががらりと変わります。
絵も同じように、飾ることによって、その部屋の空気が変わり、人の心を動かします。
一例では、『ヒーリング・アート』と言って、医療現場に芸術を取り入れ、患者の癒やしや精神的な治療に生かす取り組みが広がっています。
患者や家族が癒やされるのはもちろん、職員にも心のゆとりができてコミュニケーションが活発化し全体の雰囲気が良くなった効果が認められています。
美術は、心を豊かにするだけでなく、安らぎをもたらし、職場全体の気分を変えてくれます。

企業に置き換えれば、無機質な会議室であっても、季節の絵画を飾り
架け替えることで空間が和やかになります。
重要案件や大型商談のテーブルでは緊張したひとときが流れますが、
無機質な会議室に作家の作品が1点飾られるだけで緊張が解け自然に話題も広がって
取引先との間に安どの空気が広がります。
企業の理念やコンセプトに見合う美術品は、社員や取引先に対して
重要なメッセージを発信する役割も併せ持つのです。

そこで、もし、眠っている美術品があるならば、今こそ社内に展覧し、有効な活用を提起します。
「どう触っていいのか、よくわからないし、・・・」など美術品を飾るためのアドバイスを致します。
長い間ほったらかしだった作品にシミやカビが発生していたり、額が破損していて飾れない場合は あきらめないで、
リフォームすれば驚くほどよみがえります。

また、当たり前ですが、絵は飾る場所を選びます。
絵画に興味が無かったり、間に合わせで飾っている会社では
”ひどいモノ”もよく目にしますが、例えば玄関や受付には
会社の顔となる場所なので品格のあるセンスの良い作品を飾る必要があります。
社長室や役員室には富士など日本文化の象徴的なモチーフの作品が好まれ、
抽象的な作品は控えるようにします。
会議室には水辺の潤いを感じる作品で心を落ち着かせ、食堂や休憩室には
リラックス効果のあるグリーンや風を感じる自然の風景など、効果的な飾り方には一定のルールがあります。
正観堂が季節ごとに各部屋の絵画の架け替えや、保管状況の定期点検、保守を一括して請け負います。
会社の事業内容や社風、絵を飾る壁の面積や家具とのバランスも考慮しながら相談に応じています。
思い入れの深い作品を手放すことなく、”飾って活かす方法”をご提案して参ります。

企業向けアートコンサルタントについて

貴社では『美術品』をどのように管理されていますか?
オーナー様の趣味や資産として絵画・工芸品を購入したり、新社屋祝いや会社の設立・周年祝いで
組合やお取引先のお客様から贈られたりした美術品は1点や2点ではないと思います。

一般的な会社の備品は、『総務部』が管理されていますが、什器やパソコン類などといっしょに
この『美術品』もいわゆる”備品”として、その中に含まれているのではないでしょうか。
耐用年数や減価償却などで、毎年棚卸資産が見直される中で、
美術品に限っては、何十年も前に作られたリストを前任者から引き継いだだけで特に見直す作業もなく、
現在まで放置されている場合が多いのではないでしょうか。
美術品についていざ調べようにも、購入先の画廊が閉店していたり、不明であったり、
そもそも作家の名前もわからないなど、
「美術品をどこに相談していいのかわからない」と困っている総務の担当者様も多いのではないでしょうか。

そこで、「絵画・陶芸・工芸品の管理について知識やノウハウをご提案いたします。
コンサルティングとして、扱い方や保管の方法等、担当者に代わって美術品管理のお手伝いを致します。
「面倒だから処分しよう」ではなく、今あるものを一工夫で「活かす、飾る」方法をアドバイスします。
”日常の管理方法” ”飾るためのライティング” ”資産価値の評価” ”セキュリティー”など
オーナー様や担当者がかかえる”美術品のわからない事”のすべてを解決いたします。

これまで多くの画廊や美術買取業者は、評価や査定などを行い、美術品の処分を前提とした提案を行って参りました。
私どもが提案するコンサルタント【ART+】では、安値で処分するのではなく、
美術の持つ本来の特性をより活かして「飾る楽しみや癒しの効果」を実感していただけるようにアドバイスしています。
また、作品を長くご所有いただくために、絵や額装・軸装を定期的にチェックして『美術品のドクター』として、
処方箋をだして早急に修復が必要な場合など、価値を保つためのメンテナンスも行っています。

① 絵を飾るときの”ひと工夫”

絵画をせっかく飾るのなら、見せ方の”ヒト工夫”で効果が劇的に変わります。
例えば、会社に掛かっている絵画は、多忙の社員にはなかなか関心がないことだと思います。
せめてネームプレートを付ければ、名前や画題、略歴がわかるようになります。
わかるようになれば、調べるきっかけができたり、些細なことから作品の見方も変わります。
また、時には、福利厚生の一環で基礎講習会などを行い、美術の歴史をたどれば愛着が増すでしょう。
絵は博物館や美術館に行って並んで鑑賞する特別なものではないのです。

ご所有の絵画でまず確認していただくことがあります。それは、絵の額の画面をカバーしているのは、
ガラスですか?アクリル板ですか? (最近はアクリルですが、油絵や古い額はガラスが多い)
ガラスは危険です。地震時や架け替えの時など取り扱い時の衝撃が加わると、割れてけがをしたり
絵に傷をつける恐れがあります。
言うまでもなく、絵にダメージを与えると、
価値が半値以下に下がる場合があります。

まず 第一歩 ガラス→アクリルに変更しましょう。
ガラスのサイズさえ測れば、同じサイズですぐに注文ができて、安値で簡単に変更できます。
壁に掛ける際には、専用のフック金具を使い、ヒモが見えないように飾りましょう。
照明の設備があっても、球切れしていませんか。LED製スポットなら明るく発熱の心配もなく安心です。

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◆ここまでのPOINT
1万円までの”ひと工夫”で見せる効果が劇的に変わります。
社員様に美術品をより身近に感じるための基礎講習会をご提案。
「絵はこうして見ると一味違います」プロがツウなポイントを伝授します。

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② ずっと掛けっぱなしはダメ

社長室や会議室、玄関ロビーなどに展示されている作品の日頃の管理は、
ホコリを取ったり、画面をクリーナーで拭くだけではダメな場合があります。
日本の気候は、温度差や湿度の変動も大きく、一年中飾りっぱなしにしておくのは絵画を早く痛める
原因になります。一年中飾りっぱなしにせず、時にはケースに入れて休ませることも必要です。

また倉庫に保管したままというのも、湿度の高い日本ではシミやカビの原因となり、昔から虫干しが
必要と言われています。気温18~20℃/湿度60パーセントが保管の理想的な環境と言われていますが、
この美術館クラスの温度・湿度管理は困難でも、せめて風通しの良い乾いた環境が最良です。

そして照明。廊下やロビーで無造作に展示されている絵画は
せっかく良いものであっても誰の目もひかないですね。
その絵画にスポットライトをあててみましょう。
光で照らすと絵が引き立ちます。
ご来店になったお客様も、展示品に自然と目が行くようになります。
暗い部屋の雰囲気がガラッと明るくなります。このチョットした工夫が絵を引き立てるのに大切です。
美術品保管、展示・保存については知識を少し習得することで、効果は大きく変わるのです。

掛ける場所にも注意。太陽光や紫外線があたる場所は絵の具の退色やヤケの心配があります。
またロビーや食堂などに飾っている作品は湿度の管理や害虫の心配が考えられます。
基礎的な取り扱い方や、展示・保管の方法を現場でアドバイス致します。

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◆ここまでのPOINT
年中同じ絵をかけていませんか?
太陽光(直射日光)があたる場所に展示していませんか
照明器具は何を使っていますか
展示されている箇所は禁煙対策済みですか
空調の風が直接作品にあたっていませんか
収納部屋の環境は適していますか

③ シミやカビが出てしまっても諦めないで

万が一、ご所有の作品にシミやカビが発生していても修復して綺麗にするのは可能です。
また、古くなった額を現在のデザインに変更したり、掛軸を打ち替えたりするリフォームも可能であり、
印象ががらりと変わります。

シミ・カビが薄ければ修復が可能ですが、放置しているとシミ・カビは絵の具や紙を食べてしまい修復できなくなります。
そうなれば作品の良さも損ない、金額的な評価も下がってしまいます。

絵画の修復は、美術館の研究機関等で日時をかけて行う場合もありますが、その場合長期で高価なので
画廊と実績のある信頼できる修復家であれば、治すポイントを押さえた加減の良い修復が可能です。

特に掛軸は、買ってから数十年も経てばヨレが出て、何らかのメンテナンスが必要となりますが、
うっかり下手な修復先や表具店に出すと、紙本や絹本の表面を傷つけたり、加筆されるなど致命的なダメージを受けかねません。
適正な金額で有能な実績ある店を選ぶ必要があります。
この点においても、画廊と親交のある確かな修復先、表具店であれば心配ありません。

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◆ここまでのPOINT
シミ・カビの発生した美術品は、リフォームで生まれ変わります。
リフォームは信頼のおける額・表具店を選ばないと失敗したでは許されない。
古臭い昔の額を数万円で現代風にアレンジ。お部屋の装飾性を格段に引き立てます。
職人技の世界。安易にネットに出る業者は要注意!

④ 美術品(資産)に関する税について

法人で絵画を購入した場合、「減価償却資産」に分類され、当然ですが経費として計上することができます。
平成26年12月の「法人税基本 通達等の一部改正について」により、この基準が大幅に見直されました。
従来は、「1号2万円まで、合計20万円まで」と決められていましたが大幅に金額基準が見直され
現在は、「100万円未満なら原価償却資産」として認められています。

Q:「大切なお客様を接待するためにも、社長室に80万円の絵画を飾ろうと計画しています。
オフィスに必要な備品としてこの80万円を経費計上できるのでしょうか?」

A:80万円の絵画は高価な買い物ですが、大切なお客様を迎えるために社長室に飾るものとしては、
妥当な金額と言えるかもしれません。しかし、絵画は個人的な趣味の部分が大きいため、会社の備品
として認められるかどうか、なかなか判断が難しいかったのですが、このたびの法改正で、絵画購入費用が
経費として認められることになりました。
このように法人向け美術品等の判断基準が、2015年度税制改正により大きく見直されました。
あまり知られていませんが、絵画についても節税対策が隠されているのです。

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◆ここがPOINT
取得価額が1点100万円未満である美術品等は原則として減価償却資産に該当する。
耐用年数は、<絵画・陶磁器>は8年、<金属・彫刻>は15年となる。
詳細は税理士・最寄りの税務署にご確認ください。

美術品整理処分コンサルタント

法人が所有する美術品の多くは総務部が『備品』として管理されています。
しかしながら、保管場所にある額縁や中身すら見たことのない物、空箱だけがスペースを占領して
捨てるに捨てられない”かさ高く”積まれた状態を多くの法人様で見かけてきました。

また、神奈川県では所蔵作品が知らない間に何者かによってコピー品にすり替えられ、本当の作品が
行方不明になり、ほかにも数点が台帳と現物が合致しないなど、管理上の問題も指摘されています。

不要なものは処分し、価値のある残すべき作品をきっちり管理するには、プロの目で判断することが
必要です。会社の理念や経営者様の方針に従い、残すべきものを選別し、整理致します。

思わぬ名品が隠れていたり、処分した作品が売却益となって利益に貢献した事例もありました。
敬遠されがちな備品である『美術品』を整理し、”死蔵品”をよみがえらせるお手伝いをいたします。

① 帳簿上と中身、本当に合っていますか?

美術品というのは、鑑定団のテレビ番組のような金額の評価だけで価値が決るものではありません。
一方では、文化・芸術作品として、後世に残す重要な側面を持ち、現在の所有者には、その作品を
健全に管理することが求められるのです。

まずは、現状の美術品と一覧リストを照合した整合性のある「美術品在庫一覧」の作成が急務です。
そして現在の市場での評価金額を付した「評価リスト」として、数年に一度は見直す必要があります。

また、担当者が代わっても引き継ぎがスムーズに行えるように、作品の写真と作家名・画題、サイズ
購入履歴や資料も合わせて、作品ごとに明記したシートを整理しておく必要があります。
会社の本店だけでなく、各支店や保養所に置かれている作品も同様に、一括で管理するように集約
しなければなりません。
ついこの前も、神奈川県が所有している棟方志功の作品が、中身がカラーコピーにすり替わっていた
という事実が判明し、警察に被害届が出されました。(平成29年4月25日 毎日新聞)
プロが見ればすぐにわかります。
いつの間にか行方不明になっていたり、神奈川の事例のようにコピー紙や写真にすり替わっていないか
かならず現物を1点1点確認し、整理しておく必要があります。

◆ここまでのPOINT
絵画(日本画・洋画・リトグラフの種別)工芸品の区分についてご存知ですか
所蔵・所有作品の全体がわかる美術品のリストのがありますか
リスト化されても、引き継いだファイルのまま更新されていないのではないですか
不明品の有無やリストと現物が間違っている内容になっているものはないですか
本店や各支店・保養所の美術品も一括して管理できていますか
中身がすり替わったりしてませんか。警察に被害届を出さないためにも

② 今の価値ってどうやって計算するの?

美術品の評価については、明確な基準が定められている訳ではありません。
「美術品の評価」とは、“複雑な特別なもの”とお考えになる方も多いと思いますが、
自動車や不動産と同じように、年代や条件ごとに、その時々の相場があります。

よくある間違った事例は、美術年鑑の「号いくら」を基に算出してしまった場合です。
1号あたり20万とあるので10号では200万ではないか と計算される場合もあるでしょう。
しかしながら、美術年鑑の金額での計算と実際の評価額はかなり違いがあります。
また同じ作家の同じ大きさの作品であっても、描かれている図柄(モチーフ)によって
価格の大きな差があります。
美術年鑑を見ながら号単価ベースで計算すると大きな失敗につながります。

美術品の評価額とは、公開オークションの落札結果のデーターや、美術商が行う交換会市場
の取引価格により、いわゆる相場が形成され、その時々の金額が決定されます。
作品の状態や真贋鑑定を調べることで、適正な評価価格を明らかにすることができるのです。

③ 正観堂の美術品時価評価サービスについて

明治以後の作家から最近のコンテンポラリ絵画(現代美術)に至る様々な作家作品の正しい
評価額を算出し、根拠となる資料と共に説明するのが正観堂の『時価評価サービス』です。
正観堂の時価評価の特徴は、美術品1点1点を図柄や製作年、状態に応じ担当者が調査し、独自の
「作品チェックシート」を作成いたします。
作品の保存状態や鑑定資料の有無、シミや傷の状態で大きな評価差が生じます。
このシートをもとに、現在の交換会市場やオークション相場とリンクさせた作品価格を報告書
にまとめ、直接お客様に説明の上、ご提示させていただきます。
調査の中で急を要する修復や鑑定が必要な場合は合わせてアドバイス致します。

美術品の価値を再発見していただくとともに、整理/リスト化することで管理面での合理化
にもつながります。また「減損会計制度」に伴う財産価値の時下評価(実際に換金可能な金額)
を行う際にもご活用いただけます。
企業(事業)価値を適正に把握することが求められる中で、法人様がご所有の
美術品についてもキャッシュフロー評価で、実際に換金可能な金額の
評価情報を提供しています。買った当時のままの価額になっている美術品を
正しく評価することで、動産損害保険料の見直しや財務合理化に大きく
役立ったという事例もあります。
すでに、大手上場企業や個人の絵画収集家、旅館などの評価調査を実施しております。
調査の前に、オフィスや倉庫に伺い、現況をひとめ拝見するだけで管理状況はわかるものです。
その後の詳細については、備品・美術品の管理ご担当者様に直接ご連絡をさせていただきます。
まずは、貴社の診断から。

【ギャルリー正観堂 法人向け美術品時価評価サービスのご案内】

調査費用については、お見積りの上、ご希望に応じます。
<以下目安としまして>
●基本料金 20,000円(調査員1名)
※査定場所、作品点数、作品の種類、日数などにより変動します。
●時価評価書作成費用:
※作品点数により異なります。
10点以内:5万円
50点以内:10万円
100点以上:別途お見積り
●諸経費
※交通費、作品の配送や開梱などが必要な場合は実費がかかります。
※調査実施日から評価リスト作成までの期間はおよそ10日ほどです
→調査の前にまず、現況を見に行くことから始めさせていただきます。(この場合は料金は頂きません)

④ 処分・売却する方法

整理が終われば、残すものと処分するものを選別していきます。
処分の方法については、できるだけ高く売れるように売却方法をアドバイスしています。
買取りする以外にも、市場交換会、オークションへの出品など様々な売却方法を提案します。
例えば、前田青邨の『紅白梅』といっても、枝や幹の描き方、小鳥の数、人物の有無等の図柄のポイント
によって市場交換会の方が高い場合とオークションに出品した方が高く落札される場合があります。

いわゆる“即金買取”ではなく、過去の実績・データーを基として、大切な美術品をより高く売る方法
を親身になってご相談いたします。

美術オークションヘ出品

正観堂は、国内の各オークション会社に登録しています。
現金化まで多少お時間をいただくことになりますが、全国各地の美術品コレクターへ
カタログが送付され、公明正大な価格をもって売買することが可能です。
作家でも、ちょっとめずらしい図柄や大作の代表作といわれるもの、さらには百貨店の
美術画廊などでも見ることがない名品は、オークションに向いている場合があります。
落札された金額より ①売買手数料②カタログ掲載料③所定鑑定機関での鑑定料等の諸費用を
差し引いた金額をオークション開催より約二週間後(※原則)にお支払いします。
詳しくは資料を準備しておりますのでご覧下さい。

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美術業者による交換会市場へ出品

正観堂は、東京・京都で開催される各交換会のメンバーです。
全国各地の同業者より集めた現在の市場動向や人気の上下、
相場情報を基としたアドバイスができます。

ご希望金額にとどかなかった場合にはオークション同様にご返却させていただきます。
お預りした作品を交換会で売却する最大のメリットは、すぐに現金化が可能と言う事。
市場の動向に基づいた堅い値段で、最短で交換会実施の翌日(銀行営業日)に支払可能。
※売却後、向こう1年間は作品保証が必要な場合があります。(鑑定の結果贋物の場合は要返金)
プロ集団のセリ市場のことなので、詳しくは正観堂までお尋ね下さい。

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ご希望条件での売却先を探す

正観堂は、上述の業者間だけでなく、国内の美術館やコレクターに精通しております。

ご希望の金額・支払条件・売却先(美術館で飾って欲しい)などに見合った売却先を
ご紹介いたします。
多少お時間がかかっても、大切にコレクションされたお客様の作品をまた
大切にしていただける次のコレクターへ繋げるお手伝いを致します。

★ご希望条件を踏まえて、ゆっくりご相談しながら、すすめます。

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